MESSAGEメッセージ
近江肉牛協会名誉会長三日月 大造(滋賀県知事)
近江牛は、日本三大和牛にその名を連ねるなど、全国的にも高い知名度を誇る歴史と伝統のある銘柄牛です。
県内はもとより全国の皆様にご賞味いただいております近江牛は、滋賀の豊かな自然環境と水、そして農家の方の牛への惜しみない愛情によって育まれています。
私たちは、今後も安全・安心でおいしい近江牛づくりに取り組み、国内のみならず海外に近江牛の魅力を発信できるよう努めてまいります。
皆様のご支援をよろしくお願い申し上げます。
近江肉牛協会名誉会長三日月 大造(滋賀県知事)
近江肉牛協会会長正田 忠一
当協会は、近江牛の振興発展に寄与することを目的に、昭和26年(1951年)5月に設立され、東京食肉市場には、年間400頭余の近江肉牛が出荷されています。
近江牛は、東京会員と地元会員、そして指導機関、支援団体等が一体となって守り育ててきました。
私達はこれからも、近江牛に対する貴重な足跡や歴史の重みを回顧しつつも、TPP等の自由貿易体制や食の安全・安心対策など新たな課題を克服し、良き伝統で育まれた消費者との信頼関係を将来にわたり継承してまいります。
皆様の御支援をお願い申し上げます。
近江肉牛協会会長正田 忠一
歴代役員
協会紹介近江肉牛協会について
- ◆近江肉牛協会規約◆
- 第1条本会は近江肉牛協会と称し、事務局を近江八幡市長光寺町滋賀食肉センター(以下「滋賀食肉センター」という。)内に、東京事務所を東京都港区港南二丁目7-19東京食肉市場株式会社(以下「東京食肉市場」という。)内に置く。
- 第2条本会は、近江肉牛振興の中核団体として、会員相互の連絡協調はもとより、近江牛の商標登録や地理的表示保護制度の円滑な活用を図るとともに、国際的な食文化や多様性社会へのアプローチにより、歴史と伝統で育まれたトップブランドの持続的な発展に寄与することを目的とする。
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第3条本会で定める近江肉牛は、生産会員が「豊かな自然環境と水に恵まれた滋賀県内で最も長く、かつ最終飼養した黒毛和種」とする。
また、近江牛(オウミウシ、オウミギュウ、OMI BEEF)は、前段の近江肉牛の牛肉とする。
次号に掲げる近江肉牛の枝肉には、「近江牛認定書」(以下認定書)という。)を交付する。
(1) 公益社団法人日本食肉挌付協会「牛枝肉取引規格」(取引規格という。)において肉質等級が「A4等級」、「B4等級」以上に挌付されていること。
(2) 出荷月齢については、雌牛は30ヶ月以上の未経産牛とし雄牛は29か月以上の去勢牛とする。
(3) 滋賀食肉センターおよび東京都立芝浦と畜場でと畜されていること。
なお、輸出向けおよび県外の枝肉共進会に県代表牛として出品し、県外でと畜されたものは含めるものとする。
(4) 自家割り、非上場などの事由により「取引規格」の肉質等級が表示できない枝肉は、認定書は交付しない。
(5) 東京食肉市場に出荷、上場された枝肉は、スタンプを押印する。
(6) 精肉への認証シールは、1頭あたり400枚交付する。
- 第4条本会は、第2条の目的達成のため、次の事業を行う。
1 近江肉牛の共同販売によるブランド力の強化に関すること。
(1) 生産・販売戦略に係る行政施策への積極的な取組み
(2) 肥育技術の研究ならびに調査
(3) 東京食肉市場等への定時・定量・定質出荷の実施
(4) 会員相互の連絡協調
2 近江牛地理的表示(GI)保護制度の円滑な推進に関すること。
(1) 近江牛認定書、精肉シール発行
(2) 関連事業の実施
3 その他本会の目的達成に必要な事業
近江肉牛協会発行証類
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